子育てには不安が付き物
産むがやすしというものの
このブログを読んでいただいている方は、子育てに不安を感じているのではないでしょうか。
なんの不安も心配もなく、出産と子育てを終えられる人はいません。
なぜなら、子どもは未発達で無垢だからです。
生き物のほとんどが親の保護を必要としません。
ミジンコや魚は親の顔を知りません。
子育てをする鳥類であっても、ヒナはすぐに巣立っていきます。
キリンも馬も牛も、生まれてすぐに立ち上がり歩き出します。
哺乳類のごく一部の種が、年単位で子育てをします。
人間は優れた頭脳とコミュニケーション能力で社会性を持ち、子育てを長らくします。
それは、人間は脳が発達しきらないで生れ落ち、生まれてからも脳が発達を続けるからるからです。
生まれたばかりの人間は、目を離すと死んでしまうかもしれない生き物なのです。
そんな子どもを育てることは、責任が重く、労力も時間もかかり、とてつもない事業です。
我が子は可愛いですが、育児書やネットの情報通りに育ちません。
不安になって当たり前です。
子育ての不安は変化します。
赤ちゃんであれば、ミルクを飲まない、寝てくれない。
その後は、離乳食が進まない、なかなか歩かない、言葉が遅い、保育園や幼稚園でお友だちと遊べない、などなど。
その時々不安になります。
でも、それが普通です。過度な心配はいりません。
熱があれば病院へ行きましょう。
発達が心配であれば行政の発達支援センターに問い合わせてみましょう。
小学校入学前に不安が増すことがあります。
元気がよすぎるお子さんや、幼稚園、保育園への行き渋りがあったり、幼稚園、保育園で発達を指摘された場合などです。
就学時健診で学校側から言われることもあります。
入学までに何もなかったとしても、入学してから集団生活になじめなかったり、こだわりが出ることもあります。
不安、心配は当たり前です。親も子もはじめてですから。
大事なのは、孤立しないことです。情報に振り回されないことです。
ポイント
- 不安、心配は当たり前
- 1人で悩まない
- 一方通行の情報に頼らない
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