発達障害と子育て:親が知っておくべき支援と実践
発達障害と支援について
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りと、その人が過ごす環境や周囲の人との関りのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のことをさします。
文科省の2022年の調査では、小学や中学校の通常級に通う子どものうち、発達障害の可能性があるのは8.8%とされています。
35人学級であればクラスに3人の割合です。
多いと感じますか?
昔から、クラスに一人や二人、騒がしいやんちゃな子(ジャイアンタイプ)や、おっとりのんびりした子(のび太君タイプ)の子はいました。
発達障害という言葉が一般的使われるようになって、発達障害と診断される子どもの数も増えました。
近年、激増しています。
私が見ているお子さんたちの中でも増えたと感じています。
増えた理由はいろいろあるでしょうが、困っている人にとって、理由は重要ではありません。
今、何をすべきなのか、だれに助けを求めればいいのか、どう行動すべきなのか、そんなことを一緒に考えていければ、と思っています。
私は学習塾経営者です。20年以上、子どもたちを見ています。
生まれたばかりのベビーから高校生まで、たくさんのお子さんと関わってきました。
私自身も、三人の男の子の母として子育てをしました。
子育ての途中で離婚をし、シングルマザーとして生きてきました。
ようやく子育てが終わったと思ったころに病気を患い、現在サバイバーとして活動中です。
子どもの発達のこと、シンママ、シンパパのお悩み、病気と子育て、仕事の苦労など、お気軽にお声がけください。
愚痴や心の負担を吐き出せば、少しだけでも心が軽くなります。
ママ、パパの心が軽くなれば、表情が明るくなります。
ママ、パパの表情が明るくなると、それだけでも子どもは安心します。
無理に笑顔を作る必要はありません。
ほんのちょっと背中を押させてください。
ほんのちょっと積み重ねていけば、いつかそれが日常になります。
子育てはあっという間に終わってしまいます。
あのとき、こうしていれば……などと後悔はしたくありませんよね。
より良い日常を一緒に作っていきましょう。

ポイント
- 発達障害とは脳機能の偏りと環境のミスマッチから生じるもの。
- 現代では発達障害と診断される子どもが増えている。
- 子どもの支援を考える際には、今できることに焦点を当てることが重要。
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