読み聞かせ

産まれてすぐにできる教育

今も昔も、読せみ聞かせは子どもにとって良いことだと言われています

 生まれてすぐのお子さんにしてあげられる教育的関りです。

難しいことではありません。やさしく絵本を読むだけです。

子どもを賢くしようなどとは思わず、まずは親が楽しむのがいいでしょう。

 

赤ちゃんは、お母さんの読み聞かせを聞いていないように見えるかもしれません。

赤ちゃんは言葉の意味はわかりませんし、絵もよく見えていません。

でも、お母さんの声は聞こえています。語りかけられているのはわかります。

お母さんと一緒にいる一体感を感じ、安心します。

 

「お父さんと」書かなかった理由を説明します。

赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で、ずっとお母さんの声を聞いて育ちます。

聴力を得てから聞いているのは、お母さんの声です。

覚えているのはお母さんの声です。

お父さんが毎日おなかに向かって話しかけても、お母さんにはかないません。

出産直後、赤ちゃんの耳に届くのはお母さんの声です。

「生まれてきてくれてありがとう」と涙声で語りかけても、お父さんの声は届いていないかもしれません。

なので、最初はお母さんが読み聞かせをするのがいいでしょう。

だからと言って、お母さんだけが読み聞かせをすべきではありません。

お父さんもぜひ参加してください。

お父さんが上手に読み聞かせをしているご家庭は、ほぼ円満です。

読み聞かせの効果

読み聞かせは、子どもの語彙を増やします。

読み聞かせを通して覚えたことばを、絵本のなかの文字と対応させて、ひらがなを覚えていきます。

文字への興味はお子さんの世界を大きく広げます。

読み聞かせは、子どもの好奇心を育て、情緒を安定させます。

言葉からイメージする力を養います。

親と子の絆を作ります。

読み聞かせをしているときの親子の脳波は、リラックスしているそうです。

是非、読み聞かせの時間を作ってください。

簡単な絵本で構いません。

毎日、寝る前にお布団の中で一冊は読んでほしいです。

習慣化すると、読むほうも苦ではなくなります。

読んでもらう方は、入眠への儀式となります。

 

うまく読み聞かせができない、読み聞かせを聞いてくれない、などのご相談もどうぞ。

読み聞かせの重要性は、有料コラムにあげました。

ご興味がございましたら、ぜひお読みください。

歌い聞かせ

童謡を歌っていますか?

歌にはリズムがあります。

ことばが繰り返されることも多いので、子どもは覚えやすいものです。

歌が好きなお子さんは、言葉が早く、語彙が多いと感じます。

絵本の読み聞かせ同様、歌い聞かせも繰り返してください。

 

あなたがお子さんと動物園で象を見ました。

あなたは、お子さんに何と声をかけるでしょう。

「象さんのお鼻、長いねー」ではないでようか。

童謡の『象さん』は「象さん、象さん、お鼻長いのね」です。

正しく、助詞の「が」が使われています。

話し言葉では覚えられない文の構成や言葉の使い方を自然に覚えられるのが、読み聞かせと歌い聞かせです。

 

言葉を楽しく覚えた先には、読書を通しての世界が広がっています。

「晴耕雨読」という言葉があるように、読書ができる人生は奥深いものになります。

決して経験することのできないことを、読書を通して知ることができます。

その疑似体験が、救いになることもあります。

 

読書の意味、意義は有料コラムでご紹介しています。

 

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ポイント

  • 読み聞かせは親子の絆を育てる
  • 読み聞かせは子どもの世界を広げる
  • 読み聞かせを習慣化する
  • 童謡を歌い聞かせる

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この記事を書いた人

Be代表 岡部綾
学習塾を20年以上経営し、多くの親子の相談に寄り添ってきました。
親は皆、子どもを愛し、悩みながら子育てをしています。
どんな小さな悩みでも一緒に考え、より良い明日を過ごせるようお手伝いします。
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